私がすごく和んだ話・・・

 

次の仕事を見つけるまでにバイトをすることにした。

だいぶ慣れてきた。

昨日、そのバイト中にすごく和んだことがあった。

21：00頃

あと30分で閉店だ

他の店では、もう閉店しているところもある。

レジ閉めをするまでに時間があったので、

ジーパンの商品整理をしていたとき、

後ろから、声をかけられた

「それサイズいくつ？」

びっくりして振り返ると、

50過ぎたご婦人だった

「73センチです」

と答えると

「まだ大きいサイズないかしら？店内もう少し見ようかしらね」

と、さっさと行ってしまった。

ご婦人の格好はとっても奇抜で・・・・派手なシャツに派手なスカート

化粧が崩れかけている･･･

しばらく様子を見ていると、隣のショップへ行ってしまった

もう閉店して、ショップの前に網をかけてしまっている

ふと、そのご婦人は網の向こうにあるマネキンにかかっている、ーコイズブルーの石がじゃらじゃらついているネックレスに手を伸ばした。手にとってじっくりと見ている

どうするんだ！？と思い、眺めていると、

今度は、網をくぐって中に入り、ショップの奥でレジ閉めをしていた店員に声をかけている。

「○○さん、これ、取り置きできる？他の人に買われちゃ困るから」

店員は、まだレジが完全にしめていなかったのだろう、お会計した。

ご婦人はとても嬉しそうにネックレスを購入していた

そして次に見たときには、もう首にネックレスをつけていた。

すごい奇抜なコーディネートになっていた。

だけど、ご婦人はとても満足そうだった

 

ご婦人は、このショッピングモール内で働く女性なのだろうか

仕事が終わって買い物にきたのかしら

ゆったりとした物腰で話すご婦人

目がすわっていて、顔色もあまり良くない

そんなことちっとも気にしない、

好きな服を着て、好きなアクセサリーをして、

仕事終わりの自由な時間に、好きなようにぷらぷらとショッピングする

 

このご婦人の姿に、とてつもなく和んだのです

人生は疲れの連続かもしれないけれど、

こんなちょっとした時間に自分だけでマイペースに楽しむことって、なんだかとっても良いなぁ～～って思ったんです。

今おもいだしても心が和むわ・・・

別にしょうもない話ですけどね、私にとっては、とてつもなく和んだわけです